20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)

大学生Photo: Adobe Stock

神奈川大学はどんな雰囲気?

 横浜キャンパスと2021年にできたみなとみらいキャンパス。2023年から理学部が湘南ひらつかキャンパスから横浜キャンパスに移転し、2キャンパスに集約された。

横浜キャンパス

 東急東横線白楽駅、東白楽駅から、徒歩13分。駅からキャンパスまでの坂がキツイこと、それなりに距離があることに不満を持つ学生は多いが、寄り道スポットは多数。だが、大学パンフのような海辺感はない。キャンパスへ行く道の途中には、古さのなかに面白さもある「六角橋商店街」。安い定食屋や居酒屋、ラーメン屋も並び、学生もよく利用する。

 キャンパスは広いとは言えないが、整然さと雑然さが入り交じった雰囲気が特徴的だ。校舎間を結ぶ歩道橋は神大橋と呼ばれ、春には満開の桜が咲く学内の名物スポット。

みなとみらいキャンパス

 2021年4月に新設。みなとみらい線、みなとみらい駅から徒歩6分、新高島駅から徒歩4分とアクセスは良好。ガラス張りのビルには、おしゃれなブックカフェや、図書館、体育施設が入り、21階にあるトップラウンジからは、みなとみらいの街並みが一望できる。天気の良い日はテラスも最高だとか。「うちの学部もみなとみらいキャンパスにならないかな」と羨む他キャンパスの学生も。