母と娘写真はイメージです Photo:PIXTA

「小学校受験に興味があるけど、フルタイム共働きだから無理かな…」。そんなことはありません!この連載ではフルタイム共働き家庭、1年間の準備期間で合格をかなえた方法を実体験とともにご紹介します。今回は、「使って良かった厳選4教材」を忖度なしでご紹介します。(コミット株式会社代表取締役 横山美菜子)

教材選びが
小学校受験の合否を左右する

 フルタイム共働き家庭で小学校受験に臨み、ありがたいことに子どもは倍率12倍以上の難関校に合格することができたのですが、合格できたのは自宅学習のおかげだと痛感しています。

 通われている塾によっては、宿題プリントが少なくご家庭で教材を購入して自宅学習に補填をしていく必要もあるかと思います。そこで、今回は失敗しない教材の選び方についてお話ししたいと思います。

 教材は大きく分けて、「学校別過去問題集」「分野別問題集」「単元別問題集」があります。

 まず第一に購入すべき教材は志望校の過去問です。詳細は『小学校受験は「共働きが有利」な訳、準備1年で合格つかむ“6つのポイント”』に譲りますが、小学校受験において過去問は欠かせません!試験直前に何度も学習するのはもちろんですが、準備当初に親が傾向を把握しておくことが重要です。

 続いて優先するべきなのは、「分野別問題集」です。「お話・図形・絵の記憶、図形、推理・思考、比較・数量、知識・常識」の分野の中で志望校で多く出題される分野や特に苦手な分野の対策をすると良いと思います。

 最後に買うべきなのは「単元別問題集」です。分野別よりもより細かく苦手な単元を学習する際に利用します。

 ちなみに、わが家の場合、基本的に購入した教材はコピーして何度も繰り返し使っています。繰り返し使うことで問題に無理なく慣れることができますし、コストパフォーマンスも上がるのでおすすめです。

 ここからは私が「使って良かった!」と思った4教材の実名を、忖度なしでご紹介します。