「今日、何する?」「どこ行く?」「何食べる?」と思ったとき、開くと必ず答えが見つかる書籍、『旬のカレンダー』。1年12ヵ月、四季に合わせてそのとき「旬」の、食べ物、花、レジャー、家事、行事、そして神社参拝やお墓参りの作法……など、お金をかけなくても毎日を充実させるために知っておきたいことを400個以上も紹介しています。今回は、Dr.コパさんに追加で伺った日々の小さな開運法について紹介します。
季節に合った服を着る
南のほうから梅雨入りの声を聞くようになりました。雨が続くと「陰」の気が増して、バランスをとるように体内からは陽の気が発せられるため、イライラしたり、喧嘩しやすくなるなんてことも。そんな日が続いたら、衣替えをして運気の入れ替えをするといいでしょう。
『旬のカレンダー』でも、6月は夏服・夏物家電を出す時期と紹介していますよ。
4月の衣替えで出さなかったノースリーブやサンダルなどの夏服をすべて出し、サングラスや日焼け止め、扇子などの夏小物も取り出しやすい場所に収納しましょう。扇風機やサーキュレーターなどの夏物家電も出し、暑い夏に備えます。
とくに季節に合った服には「タイミングをよくする」という意味もありますから、運気がよくないと感じたら、まずは服を衣替えしてみてください。
梅雨時期はもちろん、1年を通して季節に合った装いや家のしつらいをすることは、運気をいい状態に保つことにもつながります。
運がいい人や、お金持ちの人のが、夏に白やレモンイエロー、水色、リネン素材を好んで着るなど、季節感のある装いをしたり、季節の花を飾ったりする(実際、6月は紫陽花の色であるラベンダー色や、ブルー、白、グリーンが開運カラーです)のには理由があるのです。
運気が下がってきているなと感じたら、まずはタンスやクローゼットからしっかりと厄を追い出し、季節に合ったさわやかな服を着て、運気を立て直しましょう。暮らしに季節感を取り入れ、身の周りの環境を快適に整えることで、自然と開運体質になり、運気が悪くならなくなってきますよ。
『旬のカレンダー』では、普段の生活のなかの、衣食住にまつわる「これやりたかったのに、もう過ぎてる!」「もっと早く知っていれば!」と思うようなことを400個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、旬のものを味わい、年中行事をたのしむことは、慌ただしい日々のなか、少し立ち止まって心を落ち着けてくれるだけでなく、開運にもつながります。行うだけで開運につながる年中行事のほか、季節料理、旬の野菜、魚、菓子、花、など、お金をかけなくても暮らしと心を豊かにしてくれる様々なことを紹介しています。