この本は100万円以上の価値がある!」東証プライム上場社長で現役マーケッターである「北の達人コーポレーション」木下勝寿社長が絶賛。大きな話題となっている一冊の本がある。それが、コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』だ。スマホ時代に完全対応し、従来のコピーライティング書の常識を凌駕する本書のポイントを抜粋して紹介する。

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オファーとは
商品・サービスの販売条件

 今回は本書でキモ中のキモと位置づけている、【PMMサーチシート】を見ていこう。

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 ここでのテーマは「(4)オファー」である。

 オファーとは、売ろうとする商品・サービスの販売条件のこと。

 次の項目を入れていこう。

8.価格はいくらか?

 グレード別価格がある場合は、複数書いてもいい。グレード別価格としては、一般的には、「松竹梅オファー」(本書142ページ)という3つの価格帯か、スタンダードとデラックスなどのような2本建てがメイン。

9.特典本書142ページで触れたが、お得感を演出するために、何かつけるのが望ましい。

10.保証本書144ページで解説したリスクリバーサルだ。

 返金保証が多いが、必ずしも返金だけではない。新規客がターゲットの場合、購入への心理的ハードルを下げるため、リスクリバーサルはぜひ入れたい。

11.限定(条件)本書148ページで解説した「限定」や「資格」だ。条件をつけることで、希少性につながる。また、購入できないかもしれないという危機感があれば、その後の行動につながりやすい。

12.締切本書150ページで解説したように、常時販売する商品・サービスでもキャンペーンを企画して期限を切るほうが反応はよくなる。

13.CTA本書153ページで解説したが、読み手にどうしてもらいたいのかを確認する。

 CTAをわざわざ確認するのは、特に高額の商品・サービス=バックエンドを新規客に売る場合だ。CTAがいきなり「購入」だと、心理的ハードルが高い。

 その場合は、「2ステップマーケティング」(本書70ページ)にして、無料相談への登録などワンクッション入れたほうがいい。

 本書で紹介した「ワンちゃん出張シャンプー」事例の場合は、次のとおりだ。

8.犬種別価格(詳細省略)
9.出張料無料特典(通常有料)
10.利用後7日間満足保証
11.初めての利用者限定
12.◎月×日締切
13.CTAは予約申込

PS.1.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。

(この動画は予告なく終了することがあります)

PS.2.本書の巻頭・巻末には、あなたの売上を劇的に上げる4つの最強の武器…【PMMサーチシート】【PMMセルフチェックシート】【「BTRNUTSS」見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】を書籍初公開しました。
 そしてこのたび、【広告評価プログラム】について特許を取得しました。

 これら4つの武器は、四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。

【9割の人が知らない! 第一人者のコピーライティング技術100】誰も教えてくれなかった!「オファー」の技術

(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)