東大・京大が強い中外製薬
難関国立大学で奪い合い

 22年のランキングは、3社とも1位は不動だった。武田薬品工業は1位大阪大学、2位に京都大学、3位に東京大学が浮上した。アステラス製薬は1位東京大学で、2位に同人数で東北大学と大阪大学が並んだ。中外製薬は1位東京大学、2位京都大学で、3位に同人数で慶應義塾大学と東京理科大学が並んだ。

 日本トップの医学部を擁する東京大学を筆頭に、難関国立大学の人材を各社間で奪い合っている状況が見て取れる。その中でも中外製薬は東京大学22人、京都大学12人と他社に比べて多く、採用力の高さがうかがえる。

*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。

【ランキング表の見方】
医科・歯科の単科大等を除く全国743大学に2022年春の就職状況を調査。558大学から得た回答を基にランキングを作成した。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。青山学院大以外は大学院修了者を含む。東京大学は「東京大学新聞」、京都大学は「京都大学新聞」より集計。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。(調査/大学通信)
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