たとえば、ダイエットしようというとき。食事制限をするか運動をするかのバリエーションである、その「やり方」は充分にわかっていても、続けられないということがあったでしょう。
禁煙はどうでしょう?禁煙の方法なんて誰でもわかります。タバコを吸わなければいいのです。あるいは、タバコの代わりにガムを噛んだり、ニコチンパッチを皮膚に貼ったりする方法もあります。そうしたやり方はいろいろ知っているのに、それを続けられないから禁煙できないのです。
こんなとき、あなたは「なんて意志が弱いんだ」と自分を責めたかもしれませんが、それは間違い。意志の問題ではなく、あなたは、続け方がわからなかっただけです。
それと同じことが、部下の仕事で起きています。
繰り返し強調しておきます。あなたの部下が結果を出せずにいるのは、本人に能力がないからでもないし、やる気がないからでもありません。
1. 仕事のやり方がわからない
2. やり方はわかっていても続け方がわからない
この二つのどちらかにすぎません。それを解決してあげることが、部下育成には必須なのです。
(次回は3月5日更新予定です。)
◆発売後たちまち大増刷!
『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』
部下育成に悩む現場マネジャー必読!
仕事ができないというのは、仕事にとって「重要な行動」がとれていないだけ。
行動科学に基づく部下に正しく動いてもらう技術とは?
部下を育てながら自身の業績アップもできるプレイングマネジャーに、自分を育てられる!
定価(本体1400円+税)
ご購入はこちら! [Amazon.co.jp] [紀伊国屋BookWeb] [楽天ブックス]