あなたも、そんなサービス精神に富んだ人になりたいと思ったら、相手がどんなことをしたら喜んでくれるかと考えたり、相手の立場に立って考えたりする習慣を身につけることです。
そのためには、「人間に興味を持ち、人とのふれあいを楽しむ」という気持ちを持つといいでしょう。
“ちょっとおせっかい”な人で
人との関係が楽しくなる
人に対して無関心であることが一番むなしいことだと思います。人とのふれあいは、心を潤してくれます。ちょっと余計なことかな、と思っても遠慮しすぎずにアクションを起こしましょう。
たとえば、困っている後輩に「大丈夫?」と声をかけたり、食事に誘ったり。最初は怪訝そうな顔をされるかもしれませんが、気にする必要はありません。続けていけば、心が通うようになるはずです。
“ちょっとおせっかいな人”になったっていいではありませんか。それで、人との関係が楽しくなり、楽しい毎日が送れるようになるのなら。
まわりの人が自然に受け入れられるように“スマートなおせっかい”ができるようになれば、「あの人がいると気がラク」とか、「いっしょにいると元気になれる」「あの人がいるといつも場を盛り上げてくれる」なんて思われるようになります。
それがいつの間にか、かけがえのない魅力となり、慕われるようになっていくものです。
『レ・ミゼラブル』の著者として知られるフランスの小説家ヴィクトル・ユーゴーは、こんな言葉を残しています。
「感謝の気持ちには翼があり、正しい目的地まで飛んでいく」
サービス精神旺盛な人たちの人生は、その言葉どおり、充実したものになっていくのではないでしょうか。