メルセデス・ベンツA180セダンリアビュー試乗車はAMGラインパッケージ(op39万2000円)装着

ステアリングは新形状
確実に上質に変身した新型

 装備も充実した。Sクラスと同等のMBUXをはじめ、ARナビゲーション、アドバンスドサウンドシステム(A180系ではop)など装備レベルが大幅に引き上げられた。なおインフォテインメント系や車両設定を集約したセンターディスプレイは音声とタッチ操作で操作できる先進タイプ。そのため従来あったセンターコンソールのタッチパッドは廃止された。

 ステアリングは新形状である。新型はツインスポークタイプで、多くの機能が直感的に操作できて使いやすい。静電容量式タッチセンサーの採用で、軽く触れていればACC使用時にアラートが出ないのもプラスポイントである。

 シートに収まると、もっと上級なクラスのメルセデスに乗っているような感覚を受けた。新型は、確実に上質に変身している。

メルセデス・ベンツA180セダンインパネインパネは液晶メーターと10.25インチメディアディスプレイが連結した最新デザイン。新型はSクラスと同等のMBUX/ARナビゲーショ ン(op31万9000円)を採用。ステアリングホイールは新形状
メルセデス・ベンツA180セダン前席室内スペースは余裕十分。低い着座ポジションがスポーティな印象。AMGラインはスポーツシート標準。乗り心地はしっかりとした印象
メルセデス・ベンツA180セダンリアシート

 試乗車はA180セダン。搭載されるM282型1.4Lガソリン直噴ターボは、三角柱を傾けたようなシリンダーヘッド形状を持ち、軽量性と省スペース化を実現しているのが特徴。スペックは136ps/200Nmを発生する。