夏場に向けてダイエットに取り組む人にぜひ読んで欲しい1冊が『医者が教えるダイエット 最強の教科書』だ。「1ヵ月で痩せました!」「考え方が変わった!」と絶賛の声が続々。大きな支持を集めている。著者は、生活習慣病の専門医・牧田善二氏。最新の医学に基づき、最も効果的なダイエット法を解説した本書から、特別に一部を抜粋して紹介する。

「太る朝食」と「たくさん食べてもやせる朝食」決定的な1つの差Photo: Adobe Stock

たくさん食べてもやせる朝食

 1日に摂取する糖質を60g以下に抑えると、誰でもやせることができます。

 ただし、糖質を厳密に計算するのは面倒くさいという人もいるでしょう。

 そんな人は、まずは主食(パン、ごはん、麺類)だけに注意を払ってみてください。

「太りやすい朝食」「主食を半分にして、健康的にやせる朝食」を紹介します。

太りやすい朝食の例(糖質67.2g)

「太る朝食」と「たくさん食べてもやせる朝食」決定的な1つの差カップスープや野菜ジュースを飲むと、血糖値が急激に上がり、太りやすくなるので要注意。

健康的にやせる朝食1(糖質25.9g)

「太る朝食」と「たくさん食べてもやせる朝食」決定的な1つの差パンを半分にして、代わりに、野菜、卵、乳製品、果物などの食品をたっぷり食べる。

健康的にやせる朝食2(糖質33.2g)

「太る朝食」と「たくさん食べてもやせる朝食」決定的な1つの差ごはんを半分にして、代わりに魚、野菜、大豆製品、卵、汁物をしっかり食べる。

健康的にやせる朝食3(糖質11.9g)

「太る朝食」と「たくさん食べてもやせる朝食」決定的な1つの差
昼食でごはんやパンを食べたい人は、朝食で主食を抜く。代わりに、卵、野菜、乳製品、汁物などをしっかり食べる。

やせる朝食のポイント

・ごはんやパンは量を半分にして、他の食品をたっぷりと食べます。

・タンパク質が豊富で糖質が少ない卵は、ダイエットの強い味方です。

・乳製品の中では、チーズやバターは低糖質でおすすめ。

・カップスープやジュースは、ごはんやパン以上に急速に血糖値を上げるダイエットの大敵です。

・ビタミン補給のために、野菜や果物を食べます。果物は糖質を含むものが多いので、朝に食べて、夜は控えるのがおすすめです。

・昼食で主食をとる人は、朝食では主食を抜きます。

紹介した朝食の糖質量は『改訂版 糖質量ハンドブック』(牧田善二著、新星出版社)を参考にしています。

(本稿は書籍『医者が教えるダイエット 最強の教科書──20万人を診てわかった医学的に正しいやせ方』から一部を抜粋・編集して掲載しています)