ジョー・バイデン米大統領は、クラスター弾をウクライナに供与する方針を巡り集中砲火を浴びている。先週末にバイデン氏は口を滑らせ、ウクライナも米国も弾薬が底を突きかけているという真実を明かした。それならば、米軍の最高司令官である同氏はなぜ、米国の兵器増産と在庫拡大のための新たな国家的取り組みを発表しないのだろうか。バイデン氏は「ウクライナは弾薬が底を突きかけている」とCNNに語った。「これは軍需物資に絡んだ戦争だ。彼らは弾薬がなくなりつつあり、わが国にも十分にない」と同氏は述べた。米国はウクライナに対し、155ミリ砲弾を200万発余り供与しており、米国防総省によると、ウクライナは1日当たり3000発の砲弾を発射している。
【社説】米国の弾薬不足、バイデン氏認める
それならばなぜ対処しないのか
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