限られたすきま時間しかないのであれば、それをフル活用するため、「すきま時間版To Doリスト」を作っておこう(写真はイメージです) Photo:PIXTA
大人になると、時が経つのをはやく感じるようになりますよね。毎日、時間に追われるような生活をしていたら、すぐに1日、気づけば1週間……。そんな怖すぎる日常から、やりたいことができる毎日になったらいいと思いませんか?そこで今回は『“私の時間”はどこに消えたのか』(青春出版社刊)から今日からすぐに実践できる時間の使い方のコツについて抜粋して紹介します。
効率アップには、時間の家計簿が欠かせない
どんな人にも1日24時間が平等に与えられている。しかし、同じ時間の中で行動していても、人によってこなせるタスクの量は異なる。これを「能力の差」だとあきらめるのは、あまりにもったいない。
時間を上手に使える人になりたければ、まず手持ち時間の使い方を洗い出してみよう。家計をうまくやり繰りしたいと思ったら、家計簿をつけるのと同様に「時間の家計簿」をつけるのだ。
何もむずかしく考える必要はない。朝起きてから夜寝るまでの行動を記録するだけでいい。スマホのスケジュールアプリや、手帳に記録をつける。1週間くらい続けると、自分の行動パターンが見えてくるはずだ。
次に、それぞれの時間を項目別に色分けやタグづけをしてみる。その中で通勤や通学、睡眠など、削ることができないものを家計でいうところの固定費と考える。
つまり、それ以外の時間の中でやり繰りを検討していくのだ。
たとえば朝、家を出るまでに起床から1時間以上かかっていたとする。そのうち、どんな作業にどれだけ時間を取られているのか考えて短縮できる方法を探す。
着る服を選ぶのに時間がかかるなら前日のうちに決めて用意しておく、洗濯をするなら夜のうちにできないか検討する、朝食の支度に手間取るなら時短メニューや作り置きを活用する、ニュースをインプットするならネット記事やテレビではなくラジオなどを利用するなど、カットできるタスクは工夫しだいで意外と多い。
日中や夕方なら、買い物に時間がかかっている人は、ネットショッピングやまとめ買いをすれば効率がいいし、仕事時間の割に作業が進んでいないなら、休憩代わりに雑用や家事の時間を組み込んで、集中力の維持を図ってみる。
時間の家計簿をつけることで、単なるムダな時間の洗い出しだけではなく、時間がかかっても必要なタスクや、もっと圧縮できるタスクがはっきりする。自然と能率アップができるシステムを組んでしまえば、アタマも時間も、もっと別のことに使えるようになる。
色分け付箋で「すきま時間版To Doリスト」をつくる
大人になると、まとまった時間を自分のために使えることはそうない。たとえ空き時間があっても、5分、10分、30分といった細切れで、なんとなくSNSをチェックして過ごしてしまうのが関の山だ。
限られたすきま時間しかないのであれば、それをフル活用するため、「すきま時間版To Doリスト」を作っておこう。
To Doリストに並べるのは、できるだけさっとできるタスクにするのがコツだ。
理想は1回のすきま時間で完結できそうなものがいい。すきま時間は、いつ、どのくらいの長さで生まれるかわからないので、作業が中途半端になることで、かえって面倒な作業になってしまっては意味がない。







