米ニューメキシコ州のミサイル発射場から今月離陸したドローンは、成層圏まで到達した。より高い高度で長距離を飛行できる無人航空機の開発を巡る競争が加速している。ドローンは既に戦争を大きく変え、最近もウクライナ戦争で際立った役割を果たしている。しかし軍は長年、ほとんどのレーダーやミサイル防衛システムが届かない高度で長時間にわたって情報を送信できる航空機を求めてきた。商用ユーザーにとっては、高高度ドローンは通信網が整備されていない地域にインターネットサービスを提供する手段になり得る。