ロボットに退屈なパワーポイントのスライドを作らせることに、どれほどの価値があるのだろうか。実は大変な価値があるようだ。米マイクロソフトは18日、生成人工知能(AI)ツール「コパイロット」について待望の価格を発表した。クラウドベースの業務用ソフトウエア「マイクロソフト365」ユーザーへの追加料金は1人あたり30ドル(約4200円)となる。同時に、検索エンジン「Bing」のチャットボットに法人顧客向けの特別バージョンを導入するほか、米メタ・プラットフォームズとの提携により、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「アジュール」上でソフト開発者がメタのAI言語モデルを利用できるようにすることも明らかにした。