オランダの投資会社プロサス(アムステルダム上場)は、中国のインターネットサービス大手テンセントホールディングスの筆頭株主。多くの海外投資家が中国への投資を縮小する中でも、同国の大手上場企業の株式を大量に保有する数少ない外国人投資家の一つだ。プロサスの最高経営責任者(CEO)は、この状態を維持するつもりでいる。  プロサスは現在、テンセントの株式の約26%を保有しており、その価値は約1120億ドル(約16兆円)に上る。自社株買いの資金を調達するために少しずつテンセント株を売却してきた。