白衣を見るだけで血圧上昇?病院恐怖症の人が医者に上手にかかる法病院に行くのが怖くて緊張するという人は多い。病院恐怖症の人が医者が上手にかかるには(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 病院に行くのが怖くて緊張するという人は多い。「もし大変な病気だったら……」「病院に行っても改善しなかったら……」「怖い医者だったらどうしよう……」「自分の症状を本当にわかってもらえるか……」などなど、次から次へと心配事が浮かび、余計に緊張してしまうということもなきにしもあらず。ただでさえ、「病院に出向く」のは面倒なのに、これでは、より一層、気が重くなりそうだ。

 しかし、医者にかかる上手なコツがわかっていれば、緊張や不安も少しは減るのではないだろうか。

 しんどい「お腹の悩み」を、消化器内科の名医にスッキリ解決してもらう当シリーズ、4回目の今回は「医者への上手なかかり方」をお伝えしよう。

患者は緊張するのが当たり前
医療ウェアを見るだけで血圧が上がる人も

 先頃『消化器内科の名医が本音で診断 「お腹のトラブル」撲滅宣言‼』(双葉社)を上梓した、湘南いしぐろクリニック院長の石黒智也氏は「病院で緊張するのは当然」と言い切る。

「病院は患者さんにとっては、非日常空間。待合室では誰もが、大なり小なりは不安でしょう。自分以外の人が落ち着き払って、余裕の表情をされているように見えても、内心は皆さん、ドキドキかもしれません。特に初対面の医者にかかる際は、ちゃんと伝わるかな……、冷たい対応をされたら……と不安になり緊張しますよね。

 ただでさえ具合が悪いのに、誰だかよくわからない人につらい症状を訴えなければならないんですから、緊張したり、ブルーな気持ちになるのは当然です。まずは、緊張するご自分を『病院に来たんだから、無理もないよ。それが、普通だよ』と落ち着かせてください」

 実際、病院で医療ウェアを着た人を見るだけで血圧が上がってしまう患者は多いという。原因は医者や看護師を前にして、緊張してしまうから。心身が「興奮モード」の時に活発化する交感神経が優位になった結果、一時的な血圧上昇に見舞われるのだそう。