資産を見るポイントは、
「換金性」

(1)お金になりやすい資産が多いかどうか
 下の図を見て下さい。B/Sの左側の資産の上半分を流動資産、下半分を固定資産といいます。これらの違いは「お金になりやすいかどうか」です。一般的には1年以内にお金になるものを流動資産、1年を超えるものを固定資産としています(その他、繰延資産というものがあります)。
 

 流動資産には、お金、売掛金、受取手形、商品(在庫)、有価証券(売買目的のもの)などがあります。固定資産には、建物、土地、車、保証金などがあります。

いざというときにはお金が必要です。資産は下に行くに従って、換金性が低くなりますので、「できるだけ上に持っていく」「リターンが見込めるなら固定資産を持っても良い」ということが重要です。