コロナ禍が落ち着き、解放モード!
編集部独自に水質格付け
4年ぶりに行動制限のない海水浴シーズンがやってきた。2020年からコロナ禍で外出を控える状況が続いてきたが、今年の人出はかなり回復してきていて、久々に海へ遊びに行こうという人も多いだろう。
ただ、久しぶりの海のレジャーには注意も必要だ。海上保安庁によると、2022年7~8月に、海水浴場で遊泳中に溺れるなどの事故に遭った人は48人、そのうち18人が死亡・行方不明となっている。今年も水の事故は多く報道されているので、十分注意しよう。
海水浴シーズンに合わせて、環境省は、全国の海水浴場(川、湖沼の水浴場を含む。以下、海水浴場と表記する)の水質調査を行っている。そのデータを基に、ダイヤモンド編集部が独自に水質の格付けを実施した。
今回の「水がきれいな海水浴場ランキング」の対象は、水質格付けが最高位の「AA」だった444カ所の海水浴場で、水の汚れを示す化学的酸素要求量(COD)が低い(=きれいな)順に海水浴場をランキングした。なお、格付けは5段階で、適(AA、A)、可(B、C)、不適の5種類で格付けされている(詳細は、ランキングの最後に付けた注を参照)。
前述の通り、ランキングの中には一部、川、湖沼の水浴場も含まれているので、海のない自治体に住む人もぜひチェックしてみてほしい。