第1位は中京大中京高!
今年は県大会決勝戦で敗退

 夏の大会で全国最多の勝ち星を誇るのは、多くの通算記録部門でトップに立つ中京大中京高(78勝21敗)。夏の通算勝利78勝は2位に17勝もの大差がある。1大会では優勝しても最大6勝しかできないため、当分1位の座は安泰だろう。

 戦前から、中京商、中京高、中京大中京高と名前を変えながら、一貫して全国トップクラスの実力を保ち続けている。そのため、第1回大会の頃から活躍していると思っている人も多いが、実は同校が創立されたのは、第9回大会が行われた1923年。大会当初にはまだ創立されていなかった。

 しかし、1931年に初めて甲子園に出場すると、いきなり夏の大会で全国制覇、しかもそこから空前の3連覇を達成した。以来、平成初期に一時低迷したが、2009年夏にも全国制覇するなど、現在でもその勢いは衰えていない。

 ちなみに、現在まで夏の通算試合数は99試合。今年出場すると史上初の夏の大会100試合も達成するはずだったが、7月29日に行われた愛知大会決勝戦で愛工大名電高に敗れ、敗退。来年以降におあずけとなった。

>>夏の甲子園・勝利数ランキング2023【ベスト103完全版】仙台育英は9位、1位は?を読む