中国の原発は日本以上に処理水を排出、
韓国の原発は事故報告の数字を虚偽の過去

「共に民主党」の党としての姿勢や、議員達の資質、つながりのある市民団体の不正や疑惑の数々を見れば、信用に値しないことは一目瞭然であるといえよう。

　日本の処理水ばかりが問題になっていたが、実は中国の複数の原発からトリチウムが海に放出され、その排出量は福島を大きく上回っている（6.5倍）ということを日本の読売新聞が報じた。この件は韓国でも報じられたが、親中スタンスの「共に民主党」はスルーを決め込んでいることからも、いかに彼らの主張がダブルスタンダートでおかしいかがわかるだろう。

　海洋汚染の問題について言えば、韓国から漂流したペットボトルなどのゴミが対馬や日本海沿岸に大量に流れ着いていることは長年問題となっている。しかし、韓国がこれを改善するための対応をしているとは言い難い。また、韓国内の原発では、設備の部品を指定された正規の外国製ではなく、安価な国産の部品を使用していた事実を隠蔽したり、事故が起きたときに放射性物質漏れの数値を虚偽報告していたりといった問題も、過去に明るみに出ている（産経新聞）。

　処理水の問題を巡っては、長い時間をかけてさまざまな検証や議論を重ねてきた上で、専門家や国際機関であるIAEAの意見などを踏まえ、多角的に見て判断が下されたといえる。韓国内のメディアや専門家ですら最近は、客観的な見解を示すようになってきた。

　しかし、「共に民主党」や市民団体は、どれだけエビデンスが並んでも、単に日本をたたくパフォーマンスとして支離滅裂な主張を続けている。これはもはや悪あがきをする子どものようなものであり、その幼稚さにはあきれるばかりだ。国民には、彼らのしていることに振り回されることなく、NOを突き付けてほしいものである。