田中美蘭
【韓国の大統領選】反日&左派の李在明氏が本命で日韓関係はどうなる?現地で見た「8年前との違い」
6月3日に投票が行われる韓国大統領選挙は、5月12日に候補者が正式に出揃い、本格的な選挙戦へと突入した。昨年12月の尹錫悦大統領(当時)の戒厳令に端を発した韓国の政局の混乱は約半年にわたって続き、尹氏は弾劾を経て大統領職を罷免された。今回の大統領選挙には、無所属を含め8名が立候補している。そのうち、左派系野党の「共に民主党」党首・李在明(イ・ジェミョン)氏、右派系与党「国民の力」から出馬の金文洙(キム・ムンス)氏、中道系「改革新党」の党首・李俊錫(イ・ジュンソク)氏による事実上3名の争いとなっている。

「韓国から持ち帰れば米5kgで1500円」「日本人大丈夫?」韓国から見た、令和ニッポンのコメ騒動
日本を揺るがす「令和の米騒動」。スーパーの棚から米が消えた、価格高騰、備蓄米放出といったニュースは、隣国・韓国でも報じられている。そんな中、日本人観光客のある行動が韓国で話題になった。韓国在住の筆者が、日本の米問題について思うこととは……。

韓国で大暴れの迷惑系YouTuberに鉄拳制裁!日本からも「スカッとした」「勇気ある通行人に拍手」と称賛の声
日本のあちこちで騒ぎを起こしていた米国人の迷惑系YouTuberジョニー・ソマリ。日本で有罪判決を受けたあと、彼は韓国に渡り、再び迷惑行為を繰り返していた。迷惑行為の結果通行人に殴られたり、従軍慰安婦問題の象徴でもある像にキスしたりと奇行を重ねて物議を醸している。韓国の法廷に現れて裁判官と韓国国民を激怒させた彼の背後には、ただの愉快犯を超えた何かがあるのではないか。アジア諸国を標的にする彼の真の目的とは。

韓国・尹大統領の「52日ぶり釈放」でも復帰は未知数、「反日政権」成立の最悪シナリオはあるか?
2024年12月に戒厳令を発動し、今年1月に逮捕・起訴された韓国・尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、突如、3月8日に釈放された。尹大統領の弾劾・罷免に反対する声が高まってきていたとはいえ、この突然のニュースには国民も驚いている。一方、すでに次期大統領選挙に向けて動き始めていた政治家たちの間では、さまざまな思惑が渦巻いている。尹氏が釈放され、大統領の座はこれからどうなるのか?日本が危惧していた通り、反日&親北政権が成立するのか……最新事情をまとめた。

「誰でもいいから巻き添えにして…」40歳女性教師が児童を殺害、韓国の教育現場が直面する「深刻な危機」
毎年2月が年度末である韓国は、現在、卒業シーズンの真っ只中にある。多くの学校が春休みを迎えるこの時期、教育現場に衝撃が走った。小学校教師が、自分が勤める学校の1年生の女児を校内で殺害するという、前代未聞の事件が発生したのである。学校という本来安全であるべき場所で起きたこの事件に、韓国社会は大きな衝撃と深い悲しみに包まれている。

【韓国・戒厳令騒動の行方】ユン大統領支持デモに1万3000人が参加、12万人がYouTubeライブ配信を視聴
2024年12月に始まった韓国の戒厳令騒動。丸2カ月以上たった今も、韓国の政治は混乱が続いている。当初は尹大統領が弾劾・罷免され、野党「共に民主党」党首が大統領となり、再び左派政権が成立するかと思われたが、ここに来て世論が変わってきた。尹大統領と与党「国民の力」の支持率が上昇し、尹大統領を支持する人々が声を上げ始めているのである。

韓国「NO JAPAN」の悪夢は再来するのか?尹大統領の戒厳令から1週間、先の見えぬ混沌ぶり
12月3日深夜、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、突然「非常戒厳」を宣言するも未明には解除したことで始まった戒厳令騒動。あれから1週間がたったが、尹氏への弾劾案、出国禁止、内乱容疑と依然として混乱が続いている。野党党首である李在明(イ・ジェミョン)氏は反日政治家として知られる。李氏がこのまま大統領になった場合、文在寅前大統領が行った反日運動「NO JAPAN」を再開するのだろうか?

【韓国戒厳令】「大統領は正気か?」国民が怒りに震えた政治ショー、日韓関係は悪化のおそれ
12月3日深夜、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、突然「非常戒厳」を宣言。ソウルの国会議事堂周辺には軍隊が出動したほか、反対する市民や、急遽開かれることになった国会に出席する議員が大勢集まり、騒然となった。明け方には戒厳令は解除されたが、尹氏の「自爆」ともいえるこのような事態はなぜ起こったのか。その背景と韓国国民の反応、そして日本への影響について解説する。

「子どもができたら結婚すべき」vs「そんなの息が詰まる」、韓国人気俳優の“婚外子”スキャンダルが世論を二分した深いワケ
「私の頭の中の消しゴム」「アシュラ」「私を忘れないで」など、韓国の数々の人気映画に主演してきたチョン・ウソン。韓国を代表するトップ俳優である彼は今、特大スキャンダルの渦中にいる。単なる「スター俳優のスキャンダル」に留まらず、芸能界と世論、さらには政界、法曹界までも大揺れになっているのだ。

TWICE、NiziUの妹分アイドルが「独島」ソングで炎上!「反日」とも言い切れない複雑な理由
TWICEやNiziUの妹分として2022年にデビューした韓国JYPの女性アイドルグループ「NMIXX」が炎上している。「出演したYouTube番組で、反日ソングを歌った」というのだ。彼女たちが歌った「独島は我らの領土」とはどんな曲なのか。また、「特攻資料館に行きたい」発言で中国・韓国から非難を受けた卓球・早田ひな選手の騒動との共通点とは。

京都国際の甲子園優勝に水を差す、韓国の反日活動家の「あきれた便乗行為」
今年の夏も熱戦が繰り広げられた、夏の高校野球。日本の夏の風物詩ともいえる伝統ある大会だが、今年は韓国でも注目度が高かった。優勝した京都国際高校は、前身が在日韓国人向けの民族学校で、試合終了後、選手たちはグラウンドで韓国語の校歌を歌ったのだ。韓国では今年の高校野球の結果が大きく報じられただけでなく、大統領が談話を出し、反日活動家がNHKに抗議する事態にもなった。在日韓国人、在韓日本人は今年の高校野球を、どんな気持ちで見ていたのだろうか。

韓国の「お騒がせ男」野党トップ続投なるか?大統領になれば日本は悪夢再来も
4月の韓国総選挙で与党「国民の力」が大敗してから3カ月。野党の次期トップが誰になるかに注目が集まっている。最大野党「共に民主党」と、新党の「祖国革新党」が党代表選を実施しており、次期野党党首は次期韓国大統領になる可能性もあるためだ。しかし党内の足並みはバラバラ、大物政治家たちはスキャンダルにまみれている。

上空からゴミや糞尿が…北朝鮮「汚物風船」を日本が笑ってはいられないワケ
緊張感が増している韓国と北朝鮮の南北関係。ここに来て、さらに不穏な事態が起こっている。5月末から6月にかけて、「汚物風船」なるものが北朝鮮から韓国に放たれたのだ。文字通り、ゴミや糞尿が中に入った大きなバルーンである。北朝鮮側はこれを「(韓国への)誠意ある贈り物」と声明を発表、韓国側も挑発的な態度を強めている。一見すると幼稚な行為に思えるが、背後に潜む真の意図とは? この奇妙な挑発は、日本にも無関係ではない。

「韓国の兵役」戦慄の実態!手榴弾誤爆や懲罰で20代兵士が死亡…無事に除隊したBTS・JINは幸運?
5月、韓国では徴兵された兵士が訓練中に死亡する事故が2件も起き、大きな問題となっている。昔に比べ、軍の体質改善が進み、透明性も上がっているといわれるが、それでも起こってしまう痛ましい事故。少子化が進む韓国では兵士になる人数が年々減っており、今回の事故との関係もあって、「女性も徴兵対象にせよ」という声まで上がっている。

「韓国は物価が安い」なんて昔話!リンゴ682円、ナシ796円…そりゃ「激安」日本旅行が人気になるわけだ
韓国では物価高騰が深刻化し、庶民の生活を圧迫。かつて日本人が抱いていた「買い物天国」「物価が安い」というイメージはすっかり過去のものとなってしまいました。この20年で物価は2~3倍に上がり、外食やデリバリーは値上がりとともに質の低下も問題視されています。こうした状況下で、韓国人の間で人気が高まっているのが「日本旅行」です。

「扇動ファースト」の韓国政治、分断と対立が止まらない悲しい実態とは
4月10日に行われた第22代国会議員選挙(韓国総選挙)では、野党「共に民主党」連合が175議席を獲得し、与党「国民の力」連合の108議席を圧倒した。国会で野党が過半数を占めるねじれ現象が続くことになる。総選挙から1カ月、躍進した左派政党は団結して次期大統領選に備えているのかというと……。

韓国総選挙で与党惨敗「文在寅の悪夢」再来か…スキャンダルで失脚した盟友たちは今
4月10日に行われた韓国総選挙は、尹錫悦政権の中間評価であり、2027年の大統領選挙を占う重要な選挙であった。結果は、与党「国民の力」が惨敗し、左派の「共に民主党」が勝利を収めた。一方で、尹美香氏の議員辞職や曹国氏の台頭など、文在寅前政権の同志達の明暗にも注目したい。今回の選挙の結果は、韓国内の政治的分断を浮き彫りにするものだった。そしてもう一つ気になるのが、若者世代が選挙に対して強い興味を持っているにもかかわらず、政治に対して非常に冷めていることだ。

韓国で進む地獄の少子化「新入生ゼロ」「もはや解決不能」原因は学歴至上主義の課金ゲームか
世界最低水準の出生率を更新し続けている韓国。政府は少子化問題を改善しようとしているが、まったく改善される気配はない。韓国社会は豊かになったはずなのに、なぜ子どもが減り続けるのか。釜山に住む筆者の実感は……。

YOASOBI、Ado、スラムダンク…韓国人が日本ブームに熱狂!「NO JAPAN」は完全に終了?
尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足以降、風向きが変わった日韓関係。前政権下での反日政策「NO JAPAN」の痕跡は跡形もなく消え去ったように見える。日本旅行は依然として人気で、韓国と日本各地を結ぶ便は連日満席だ。YOASOBI、Ado、ONE OK ROCK、マカロニえんぴつ、King Gnu、RADWIMPSと、日本のアーティストの韓国公演が続いているが、実際どの程度盛り上がっているのだろうか。

【韓国政治カオス】尹大統領の妻に賄賂疑惑、中学生が女性議員を襲撃、与野党ともに分裂…
2024年、韓国政治の混乱が止まらない。年明け早々に野党党首が切りつけられただけでなく、その後元ニュースキャスターの有名女性議員が未成年から襲われるという事件が発生。与党も野党も党内で対立や分裂が続いており、「安定」とはほど遠い状況が続いている。4月には総選挙がある韓国。今年に入ってから起こったさまざまな事件をまとめて紹介する。
