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【精神科医が教える】苦手な人と上手に縁を切る方法Photo: Adobe Stock

苦手な人から上手に離れよう

アナタには苦手な人はいますか? 苦手な人とストレスを溜めながら付き合い続けるより、基本的には距離を置いたほうがいいです。

ただし、近しい関係であればあるほど、距離を置くというのは、なかなか難しいものですよね。

「アナタに問題があるから」「アナタのことが嫌いだから」とハッキリ伝えるのは、やはり角が立ちます。人を怒らせていいことは、あまりないんですよ。

話が盛り上がらないようにする

お互い察し合いながら、だんだん疎遠になるっていうのが理想的です。だから、まずは交流の頻度を減らすこと。つまり、自分から積極的に交流しようとしないことが先決です。

ただし、ことあるごとに相手から交流を求めてくるケースがあります。これが厄介なんです。あからさまに無視すると、なんだかんだと言われかねません。

だから、できるだけ話が発展しないように返事をすることが大事です。メールやLINEでのやりとりなら、即レスしないこと。既読スルーは角が立つので、話が発展しないように返事を遅らせることです。

最終的にはごまかさないように

そんなことを繰り返していると、相手もだんだん察してくるので、フェードアウトしやすくなります。

ただし、なかには逆恨みして攻撃的になる人もいます。「最近、対応が冷たくない?」とか、めんどくさいことを言ってくることがあるわけです。

そういうときには、ごまかさないことです。これが大事なポイントなのですが、相手から詰められたら正直に「アナタとはちょっと距離を置きたいと思っています」と伝えることです。

嫌われるのはしかたがない

相手に嫌われないように距離を置くというのは至難の技ですから、それは諦めてください。

嫌われないようにしたいと思うと、苦手な人からは離れられません。だから、そこは割り切らないといけません

嫌われるのはしかたないとはいえ、最初から露骨に離縁を突きつけると、ケンカを売るようなことになるので、それは避けましょう。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。