東京理科大学の大学生だったとき、夏休みの暇つぶしで突如「そうだ、投資をしよう!」と思い立った。証券口座を開設して、家庭教師のアルバイトで稼いだ貯金をほぼ全額投入。知識ゼロ・経験ゼロの状態から投資をしてみたものの、わずか2週間で全額、溶かしてしまった……。そこで投資を諦めず、本腰を入れて勉強。ベンチャー企業に入社してから本領を発揮して、1銘柄だけでも億単位のリターン(売却益)を得るなどして、入社4年で独立。そこで得た投資の最終結論は、常識の真逆をいく「小型株集中投資」という手法だった。その投資法を1問1答のクイズ形式で楽しみながら学べる『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)の著者が、アマチュアだからこそプロに勝てる“儲かる株の見つけ方”を基礎の基礎から応用まで解説する。
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。

【株ドリル】米国株と日本株、投資するときの明確な着眼点Photo: Adobe Stock

1問1答<4択>でわかる!
小型株集中投資で1億円

【前回】からの続き

【株ドリル】米国株と日本株、投資するときの明確な着眼点

米国株と日本株の違いは?

Q9 米国株の説明として間違っているものを1つ選んでください

1 米国株とはAmazon.com(AMZN)やApple(AAPL)など、米国の株式市場に上場している会社(銘柄)のこと
2 米国株は日本株よりも、つねに安定したリターンを得ることができる
3 米国株は米ドルでしか買うことができず、配当金や売却益も米ドルで受けとることになる
4 米国株は世界的に有名なグローバル企業が多く、日本株と比べて時価総額が大きい傾向にある

ヒント 1989年の世界時価総額ランキングで日本企業は上位20社の7割を占めていましたが、2022年は上位20社の7割以上が米国企業で日本企業は1社も入っていません