サッカーのスーパースター、リオネル・メッシ選手が米インテル・マイアミに移籍した効果で、米アップルと米プロサッカーリーグ、メジャーリーグサッカー(MLS)の提携によるストリーミングサービスの米国内の契約件数が跳ね上がった。このパートナーシップが早くも成果を上げたようだ。アルゼンチン代表フォワードのメッシ選手が初めてインテル・マイアミのピンクのユニホームを着て試合に出場した7月21日に、MLSの全試合を生放送するMLSシーズンパスの新規加入は11万件を超え、MLSシーズンパス発売日とシーズン開幕日の双方を上回った。前日の新規加入は6143件だった。調査会社アンテナの分析で明らかになった。同社によると、MLSの試合配信・シーズンパス販売の独占権を握るアップルは、ストリーミングサービス「アップルTV+(プラス)」(月額6.99ドル)の7月の契約件数が急増。今年に入り、月次の新規契約が最高に達した。メッシ選手は世界各地で人気があるが、アンテナの今回の調査は米国だけが対象。