【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領の息子ハンター・バイデン氏に関する捜査を担当する特別検察官のデービッド・ワイス氏は6日、今月29日までに起訴を求める考えを示した。ハンター氏が税金絡みの容疑を巡り検察と合意した司法取引は決裂している。  ワイス氏はデラウェア州の連邦裁判所に提出した書面で起訴の見通しを明らかにした。  ハンター氏側では、納税に関する2件の軽犯罪で有罪を認める一方で、銃所持に関する起訴を免れるための条件に合意し、収監を避けられるとの期待があった。ところが7月の裁判所の審理でこうした取引は崩壊した。 。