誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy「精神科医Tomyきょうのひとこと」の“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
無理は続かない
仕事でも運動でも、無理をしては続きません。膨大な仕事量をこなすため、連日、朝から晩まで机にかじりついて仕事をしても、いずれ心身に不調をきたすでしょう。
ダイエットのためにジョギングをしようと、最初から自分には無理そうな距離を走ろうとしても続きませんし、故障を招きかねません。
アテクシはVoicyの収録を週1回、1週間分まとめてやっていますが、1本3分程度で喋って、編集ナシの撮って出しで公開しています。
無理のない設計をしよう
1本10分とか20分とかかけていたら、アテクシの場合、絶対に続きませんし、編集の手間を増やしたら、なおさら続けられません。
YouTubeも週2回分まとめて収録していますが、これ以上は増やせないと思っています。このように自分にとって無理のない設計することが、とても大事です。
なぜなら無理は絶対に続かないから。なにかを続けて成果を得たいと思うのであれば、最初から無理なくやることを前提にしてください。
苦しかったら即見直し
それでもやってみて「苦しいな」と感じて我慢できないようであれば、その設計を躊躇せず見直してください。無理をして続けようとする人がいますけれど、無理は続きませんよ。
どうしても無理するというのであれば、ゴールを設定して、そこまで限定的にやること。
受験勉強のように、受験日というゴールがあって、そこに向けて多少無理をしつつも、受験を終えたら、はい終わり。
楽しくなければ続かない
合格・不合格にかかわらず、ひとまず受験日がゴールというわけです。永遠と無理は続かないのです。
なにかを続けたいと思うなら、体感的に「これならやっていけるな」「楽しいな」という作業量を最初に設定するべきなのですが、これを多くの人がないがしろにしがちなのです。
「無理は続かない」「無理のないペースでやる」、なにかを続けたいのなら、このことを前提にしてみてくださいね。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。