「いつか、子ども欲しい」けど、結婚していない。まだ、子どもは考えていない。婦人科に行くのはハードルが高い……という人が、正しい知識をもとに、今後「子どもが欲しい」と思ったとき、すぐに妊娠できる体に整えておくために、今すぐできること紹介した書籍『結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい人が今できること』。38歳から不妊治療を経験した産婦人科専門医が、卵子と卵巣の老化を防ぎ、産める年齢を少しでも引き伸ばしておくために「やっておけばよかった!」と思うことを紹介しています。今回はそのなかから、卵子と卵巣の老化を加速するNG習慣について紹介していきます。

習慣になっている人は、絶対にやめたほうがいいこと

【産婦人科医が教える】子どもは欲しい。けど、結婚してない人が、今すぐやめるべきことPhoto: Adobe Stock

『結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい人が今できること』では、すぐに結婚や、妊娠の予定がないうちから卵巣機能を上げておき、いざ「子どもが欲しい」と思ったとき、すぐに産める体に整えておくための生活習慣をいろいろとご紹介していますが、なかでも特に改めたい生活習慣について、今回はお伝えしておきましょう。

まず、すぐにでもやめたほうがよいのは、タバコです。

タバコは、女性ホルモンのうちエストロゲンの作用を妨げることがわかっています。すると、月経不順や重い月経痛などの「月経困難症」が起きる、卵巣機能が低下して妊娠しにくくなる、といったことにつながります。

「女性の喫煙は不妊の割合を60%増加させる」というアメリカ生殖医学会の報告もあるほか、タバコに含まれるニコチンは寝付きを悪くさせ、質のよい睡眠の妨げにもなります。まさに「タバコは百害あって一利なし」なのです。

ちなみに、受動喫煙でも自分が喫煙するのと同じリスクがありますので、パートナーがいらっしゃる方は、パートナーの禁煙はもちろん、喫煙環境にいる場合も気をつけてください。

妊娠しづらくなるだけではなく、喫煙は流産のリスクを高めるため、妊娠したら禁煙をすすめられることが一般的です。

急に禁煙と言われても、なかなかできない方が多いように感じます。将来子どもが欲しいという気持ちがある方は、今から少しずつ気をつけてみてはいかがでしょうか?

『結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい人が今できること』では、妊活や不妊治療がリアルでないうちは、考えもしないような日常の些細な行動が、想像以上に卵子や卵巣を老化させてしまう……逆に、なんとなくやっていたことのおかげで意外と老化しなかった!という例などを多数紹介しています。卵子や卵巣の老化は、見た目の若さとは全く関係ありません。「え?あの人が?」という人が意外と卵巣年齢が高かったり、不妊ということもあります。ぜひ今から気をつけてみてくださいね。