「国際」と銘打つ自動車ショーは最近、国内色が強くなっているものの、その形式が通用しなくなっているわけではない。米ミシガン州デトロイトで今週、北米国際自動車ショーが開幕する。先週にはドイツで国際自動車ショー「IAAモビリティ」が開催されたばかりだ。これらは長年、パリやジュネーブ、東京と並んで世界「5大」自動車ショーと呼ばれてきたが、新型コロナウイルスの流行に伴い、既にほろこびが見えていた伝統は崩れた。IAAは2021年に会場をフランクフルトからミュンヘンに移し、反自動車ロビイストをなだめるために「モビリティ」全般を売り込んだ。一方、ジュネーブの自動車ショーはコロナ禍に伴うロックダウン(都市封鎖)以降、一度も開催されていない。
自動車ショーは続く、地味になっても
北米国際自動車ショーにはテスラも8年ぶりに出展
有料会員限定
あなたにおすすめ