ひとり暮らしで散らかりやすい衣類
「収納用品の選び方・置き方」が問題!
ひとり暮らしの住まいで散らかるモノの筆頭はずばり、衣類です。ひとり暮らしの皆さん、クローゼットやチェストは空っぽ、もしくは着ない服が眠っているだけで、洗濯済みの服を床やベッドの上の山からあさって着替えていたりしていませんか? インナーや下着も、室内干しのピンチハンガーから直接選ぶようになっていないでしょうか…?
「使ったモノが戻せない」ことで部屋は荒れていきます。自炊を頑張っている人の一部は、食材があふれてあちこちに置いてしまったり、コスメやアクセサリー好きの人は、細かなアイテムがテーブルや洗面所に散乱したり…。
では、なぜ散らかると思いますか…?
部屋が狭い・収納が小さいから?
→いえいえ、散らかす人は広い家に移っても同じように散らかすものです。
ズボラだから…?
→いえいえ、ざっくりした管理でも部屋をきれいにキープできる人はたくさんいます。
モノが多いから…?
→いえいえ、モノは少ないのに片づけで悩んでいる人は意外に多いのです。
私が整理収納サポートでひとり暮らしの住まいを見た時によく思うのが、「後から足した収納用品の選び方・置き方」が問題だということ。そこを変えるだけで、部屋の見た目はスッキリ、劇的に片づけやすくなり、忙しくて片づけをサボってしまった時も荒れにくくなります。
じめじめした梅雨がやってくる前に、今までとは違うアプローチで部屋を改善してみませんか? 部屋数の少ない、コンパクトな住まいは模様替えも比較的簡単ですよ。
今回は、衣類を中心に、「収納配置の見直しで、散らからない部屋に生まれ変わる3ステップ」を解説します。