「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

サラダPhoto: Adobe Stock

「陽:陰」のバランスが大事

食風水では、生ものや冷たいものを「陰」、火を通したものや温かいものを「陽」と見なします。「陰」のものばかり食べていると、体が冷え、病の気が寄ってきやすくなりますし、「陽」のものばかりだと気持ちが舞い上がりすぎて、落ち着きがなくなってしまいます。「陰」と「陽」、どちらもバランスよく取り入れることが運のいい食生活のカギになります。

風水では、「勝陽劣陰の法則」といって、「陽」が「陰」より少し多め、具体的には「陽:陰=6:4」くらいがちょうどいいバランスだと考えられています。ただし、女性は存在自体が「陰」なので、この割合だと「陰」に傾きやすくなります。女性の場合はもう少し陽を勝たせて「7:3」くらいを目安にしましょう。

なお、このバランスは心身のコンディションによっても変化します。たとえば疲れているとき、落ち込んでいるときは「陽」のものを積極的にとる、逆にテンションが上がっているとき、イライラしているときは「陰」のものをとる、という具合に、自分が今どんな状態なのかを見極めて、陰陽のバランスを調整していく必要があるのです。

食べる時間帯にも気をつけて

また、食べる時間帯も重要なポイント。たとえば、サラダや果物などは生もの、つまり「陰」の食べ物ですが、これを朝食べるか、夜食べるかで、そこから摂取できる陰陽の気のバランスが変わってくるのです。「陰」の気をなるべく取り込まずに、食物のもつよい気だけを吸収するためには、生ものや冷たいものはなるべく「陽」の気の強い午前中から午後3時ごろまでの間に食べ、日没後は火を通したものを食べるようにしましょう。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

伝統的に「運がよくなる」食べ方がある

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。

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