東京理科大学の大学生だったとき、夏休みの暇つぶしで突如「そうだ、投資をしよう!」と思い立った。証券口座を開設して、家庭教師のアルバイトで稼いだ貯金をほぼ全額投入。知識ゼロ・経験ゼロの状態から投資をしてみたものの、わずか2週間で全額、溶かしてしまった……。そこで投資を諦めず、本腰を入れて勉強。ベンチャー企業に入社してから本領を発揮して、1銘柄だけでも億単位のリターン(売却益)を得るなどして、入社4年で独立。そこで得た投資の最終結論は、常識の真逆をいく「小型株集中投資」という手法だった。その投資法を1問1答のクイズ形式で楽しみながら学べる『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)の著者が、アマチュアだからこそプロに勝てる“儲かる株の見つけ方”を基礎の基礎から応用まで解説する。
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。

【株ドリル】株式投資の王道にして「鉄板の指標」をきちんと理解していますか?Photo: Adobe Stock

1問1答<4択>でわかる!
小型株集中投資で1億円

【株ドリル】株式投資の王道にして「鉄板の指標」をきちんと理解していますか?

「PER」ってなんだろう?

Q14 PER(株価収益率)の説明として適切でないものをすべて選んでください

1 PER1倍というのは、その会社の時価総額を1年で稼げるという意味
2 PER100倍の会社の年間純利益が10倍になればPERは10倍になる
3 PER10倍の会社の年間純利益が10倍になればPERは100倍になる
4 一度算出されたPERは、次の決算が出るまで変化しない

ヒント PERは「その会社を丸ごと買った金額を何年で回収できるか?」を測る指標で、PER10倍なら(同じ利益が続けば)10年で回収できるということです