- 〇あなたを不当に扱った人に対して、強固な境界線を設ける。
- 〇「過敏になりすぎている」や「過剰に境界線を設けている」と言ってあなたを責め、あなたの現実をないがしろにする人に耐えることをやめる。
- 〇互いに満ち足りた関係を維持することに注力し、そうでない関係は終わらせる。
- 〇毒になる人と、そうでない人を見分けるときは、自分の直感を深く信じる。
- 〇はなから理解する気のない人に、あなたの選択を説明する労力を使わない。
- 〇沈黙は万能。気のきいたことを言えないときは何も言わないほうがいい。
共感能力が高い人は、良き友人、良き恋人、良き親になります。
ですが、まずはあなた自身を癒やし、助けられるようにならなければ、他の人を癒やし、助けることはできません。
家族に生贄(いけにえ)にされてきた人たちは、天使のように愛情あふれる、繊細で感受性の高い人たちです。
あなたは決して、家族が言うようなお荷物ではありませんし、こうして今、特別な目的を持って生きています。
あなたの感受性が高いことには、意味があります。
あなたの生き方を肯定してくれる大切な才能として受け止めましょう。
自分を愛することは
広がっていくこと
自己批判的になる代わりに自分に共感してあげると、もっと自分を愛せるようになるでしょう。
自分を愛せるようになったら、恥の感情や自虐なしに、これから学ぶべきことがたくさんあると思えるようになります。
人生は様々な経験で満ちあふれていること、あなたが一番信用できないのは、あなた自身であること、そしてあなたの知る家族の醜い姿こそが彼らの本性であることを受け入れられるようになります。その上で心の痛みと向き合うことができたとき、あなたは立ち直り始めているのです。
自分を愛することは、立ち直り、新しい発見に出会うための冒険の出発点です。
今こそ家族があなたに強制した狭い視野を捨て、もっと広い視野で家族を見て、新しい思考を持つときです。
自分を愛することは縮こまることではなく、広がっていくことです。
愛が偉大なのは、いつだって愛があなたの中にあるからです。
愛はあなたの中で際限なく、どこまでも大きく育むことができるのです。
たとえ他の誰に選ばれなくとも、あなただけは、あなた自身を選んでください。
家族から向けられた愛情が
手本となる
この境地に至るためには、あなたが育ってきた環境における愛の形がどのようなものだったか、そして、それが今日のあなたの「愛情はこう在るべき」という考えにどう影響しているか、詳しく見ていく必要があります。
そもそも、あなたの自分自身への愛情は、家族から向けられた愛情を手本にしています。