上智大学・総合グローバル学部

 総合グローバル学科のみ。地球レベルで思考するための「国際関係論」と、グローバル化が地域に与える影響を考える「地域研究」を専門に学ぶ。

 2年次に国際関係論の2領域(国際政治論と市民社会・国際協力論)、地域研究の2領域(アジア研究と中東・アフリカ研究)を興味に合わせて深め、3年次に4領域のうちのひとつをメジャーとして選ぶ。

 卒業後は国際NGOや商社で活躍するイメージ。「意外にも第二外国語が必修ではない。しかし、難易度の高いマイナー言語を取ったり、複数の言語を取ったりする人もけっこういる」「ダンサー系ファッションの男子が多い」。

上智大学・神学部

 日本唯一のカトリック神学部であり、上智大の陰の看板学部。

 学科は神学科のみ。教授陣の中には世界に名だたる神学者もいて、非常に濃い専門教育が行われている。3年次から神学系、キリスト教倫理系、キリスト教文化系の3系列に分かれる。

 キリスト教信者以外にも門戸を開いていて、洗礼を受けていない人間でも入学は可能だが、一定数がカトリックの司祭をめざしている。

 その他、教職をめざす人や企業に就職する人も多いが、入試偏差値が「上智なのに50台」だからといって、神の道に生きる気がないなら簡単に選択肢に入れるべきではない。

一般学生たちからは、「何をやっているのかさっぱりわからない」と言われている特殊な学部。

まとめ

 それぞれ、ジャンルではくくることができないだけにキャラはかなり濃い。合う人には合う学部ばかりなので、気になる学部があった人はぜひ調べてみてほしい。