TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【医師が教える】<br />医師自身の「高血圧」が<br />半年で正常値に戻った方法とは?Photo: Adobe Stock

糖質の摂りすぎで
血圧が上昇する!?

糖質の摂りすぎで内臓脂肪がたまると、内臓脂肪から血圧を上げる悪玉ホルモンが分泌されるようになります。

一方で、糖質を摂ると追加分泌されるインスリンは、緊張したときなどに高まる交感神経を活性化させて血管を縮めるので、血圧が上がりやすくなります。

尿の排泄をつかさどる腎臓でナトリウムの再吸収も促しますが、ナトリウムとともに水分も再吸収されるので、むくみと高血圧の原因となります。

半年で血圧が正常レベルに
落ち着いた「糖質制限」

すべての食事で糖質制限を実践すると、インスリンの分泌が必要最小限に減るので、ナトリウムと水分は腎臓から尿として排泄される方向にシフトします。

すると内臓脂肪も減り、血圧は下がる方向に向かいます。

私自身、糖質制限を始める前のメタボ時代は高血圧でしたが、開始して半年で正常レベルに落ち着きました。

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。