誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】<br />なぜかうまくいく人の「シンプルな1つの習慣」Photo: Adobe Stock

「やる気」を逃さない

やる気っていうのは、結構ムラがあるもので、いざやろうと思っても、数分後にはそのやる気がどこかへ行っちゃったりしますよね。

それで、今日はそのやる気のタイミングについてお話ししようと思います。

毎日、やらなければいけないことが山積みで、それをこなすのに必死な人も多いでしょう。大事なのは、やる気が湧いた瞬間に、そのタスクに取りかかること。

「やる気」が湧いた瞬間

なぜならば、やる気があるときというのは、「その瞬間」のことが多いからです。5分後には、もうやる気が冷めていることもあります。

アテクシが、原稿を書こうとするときもそうです。いま書きたいと思った瞬間に書きはじめると、結果としていちばんクオリティが高いんです。

でも、ちょっと時間がたってそのやる気が冷めてしまうと、なかなか同じ熱意で取り組めなくなってしまうんですよね。

優先度を調整する

そうやって、やる気が湧いたタイミングを逃さないというのは、物事を上手に進める秘訣なんです。

気まぐれなやる気に合わせて、その瞬間に取り組むと、なんだか作業がスムーズに進むんですよ。

ただし、別にやらなければいけないことがある場合も多いですよね。その優先度を考えながら調整することも大切。でも、できるだけ自分のやる気に従って動くと、作業が楽しく感じられるし、結果も良いものになりやすいです。

自分のペースに引き込む

特に創作的な活動においては、そのインスピレーションがいつやってくるか分からないからこそ、逃さずに取り組むことが大切ですね。

やる気が湧いた瞬間を大切にして、自分のペースで進めていきましょう。それが、より良い成果を生む秘訣なんです。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。