「AIで生成したイラスト」を他人が勝手に販売!著作権侵害になる?【弁護士が解説】AI生成画像(でじたるらぶ / PIXTA)
*本記事は弁護士ドットコムニュースからの転載です。

 生成AIの登場によって、誰でも簡単にオリジナルのイラストがつくれるようになった。しかし、トラブルもある。弁護士ドットコムにも、つくったイラストが他人にパクられたうえに売られている、との相談が寄せられている。

 相談者はAIで生成したイラストにセリフや効果音をつけてSNSに投稿していた。その内容を見知らぬ他人が無断で「画像まとめ集」としてネット上で販売しているという。

 勝手に売っている人を訴えることはできるのだろうか。唐津真美弁護士に聞いた。

――他人がAIで生成した画像を無断で使用した場合は、著作権侵害にあたるのでしょうか。