授業にも前のめりの姿勢で
そして東大生は、授業自体も前のめりな姿勢で聞いています。精神的な意味だけでなく、物理的な意味で。
このような積極的に授業内容を「取りに行く」姿勢こそが、自分と東大生を分けているポイントだったのだと、痛感させられました。
どんなに先生がいい授業をしてくれたとしても、ためになる話が聞けたとしても、授業を受ける側が授業に対してなんの興味も持っていなければ絶対に成績なんて上がるわけがありません。
先生の話を「ふーん、そうなんだー」と右から左に流してしまうのではなく、ちゃんと授業に対して興味を持って「なるほど!」と自分の中で納得できるぐらいまで理解を深めたり、「でも、これってどうなんだろう?」と疑問を持ってみたり、そういう姿勢が非常に大事になってくるのです。
意見や疑問を持って、授業を聞く
これを別の言葉で表現すると、「受動的」と「能動的」という対比で説明できます。
ただ「ふーん」と聞いている状態というのは「受動的」な状態です。相手の話に対して深い興味を持っているのではなく、ただぼんやりと聞いていて、自分から動こうとしない状態です。「hear」であり「listen」な状態なのでしょう。
逆に、「能動的」な状態というのは、自分の方から前のめりになって話を聞き、メモやノートを積極的に取り、自分の意見や自分の疑問を持って先生の授業を聞いている状態です。
この状態で話を聞いている子は授業もあっという間に終わりますし、能動的に勉強できている状態です。まさに「Take」の姿勢をしていて、だからこそ成績が上がると言えます。
みなさんぜひ、参考にしてみてください。