ロシアで拘束されているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者に敬意を表し、外国特派員や世界の報道の自由が直面するリスクに関するイベントが米首都ワシントンで7日に開催された。米シンクタンクの大西洋評議会(アトランティック・カウンシル)が開催した「リポーターズ・アット・リスク:イン・オナー・オブ・エバン・ゲルシコビッチ」には、ジャーナリストや報道の権利を擁護する団体などが参加。その中には外国政府に拘束された経験を持つ記者も含まれた。大西洋評議会のエイドリアン・アーシュト副会長は、「われわれは世界各地で危険にさらされているジャーナリストの窮状について関心を高めたい、中でも偽りのスパイ容疑で逮捕されて以降、拘束が続いているWSJ特派員のエバン・ゲルシコビッチ氏についてだ」と発言。「エバンが戻ってくるまで、今回のようなプレゼンテーションを続けていく」とした。