イエール大学で6日に「Gaza Under Siege(包囲されたガザ)」という反イスラエルのイベントが開かれることを知った私たちは慌てて、現在の事態に至る経緯の一部を示すビラを作成した。このビラには、ハマスの残虐行為と、反ユダヤ主義的なハマス憲章の内容、パレスチナ人を人間の盾として使うハマスの手法が詳述されていた。イベントの開催を待つクラスメートらは、このビラに関心を示さなかった。彼らは「ビラを受け取るな」と叫び、ビラを破り捨てたり、私たちに投げ返したりした。イベントの主催者らは、参加登録をしていないとの理由でイベントへの私たちの参加を拒否した。しかし、私たち以外の者は、登録していなくても会場に招き入れられていた。会場の講堂は満員になり、私たちは会場の外に座り込んでドアに耳を押し付け、中の様子をうかがった。