20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。
日本の大学の中でもトップグループにいるのが、神戸大学だろう。今回は神戸大の中から2つの学部を紹介する。
法学部
法律学科のみ。1年次の前期から法学・政治学の専門科目が履修でき、海外インターンシップや留学にも参加できる。
出席やレポートはないが、テストが難関。毎年、半数近くが落第する講義がけっこうある。図書館で勉強している文系学生はたいてい法学部生だ。「ゼミは必須ではないが、質は高いので入るべき。
また、2つのゼミをかけ持ちしたり、学期ごとにゼミを変更したりすることもできる」とか。教員数が多く、ロースクール志望者のための勉強環境はなかなか充実。
文学部
人文学科1学科の中に哲学、文学、史学、知識システム、社会文化の5講座、15専修を設置。1年次の終わりまでに専修を決める。学内では存在感が薄いが、少人数制でアットホーム。