誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】もっと図太くていい…心配していることの8割はなにも起こらないPhoto: Adobe Stock

心配ごとの8割は起こらない

今日は、心配ごとの8割は起こらないというお話をしたいと思います。

つまり、心配していることのほとんどは、実際には起こらないことが多いということです。

逆に言えば、心配しなかったことの8割は正解ということなんですね。

心配するのをやめてみる

ということは、むやみに心配せずに生きていったほうが合理的なのです。

ほとんどのことは心配せずに生きていけば大丈夫。いま心配していることがあるのなら、心配するのをやめてみることも、ひとつの方法です。

もし心配したことが実際に起こったとしても、それは、そのときに柔軟に対処すればいいのです。

もっと図太くていい

過去のことは変えられないので、後悔してもしょうがないですし、なにか起きたときに柔軟に対応していくことが大切です。

ものごとはなるようになるし、心配しないほうが上手くいったりもします。

そう自分自身も言い聞かせながら、もっと図太く楽観的なポジションで生きていくことが大切です。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。