首相答弁に被害者家族が思うこと
当時18歳の身内が悪質ホスト被害を受けたという西日本に住む60代女性Aさんも、ネットで岸田首相の答弁を見つめた。Aさんはホストからの被害体験や、相談先が見つからなかった苦悩などを複数メディアに語ってきた。
そうした経緯を踏まえ、「今まで野放しだった悪質ホスト問題が国会で取り上げられ、さらに首相が承知しているとの認識を示したことには一定の意味がある」との評価を示した。
そのうえで2022年4月の民法改正で成人が20歳から18歳になったことに言及。「特に18、19歳の若年女性が悪質ホストに狙われていることに意識を向けて欲しい」と続けた。
そして、今後に向けての決意を添えた。
「被害者家族として、気を緩めず現状を注視すると共に、世間の興味関心が薄れないようにしたい。同じ被害者や支援団体と密に連絡を取り合って動いていきます」