適切なスタートアップ企業を見極める

自分にとって興味深い問題を解決しているスタートアップを探してみましょう。あなたは、気候変動の影響を緩和することに興味がありますか? それとも、ロボット工学とバイオテクノロジーの両方にフォーカスしたいですか?

もし興味のあるスタートアップを見つけたものの、求人がないようであれば、創業者に連絡を取ってみましょう。1通のメールによって自分でも気づかないような扉が開かれるかもしれません。

どのステージのスタートアップが自分に合っているかを判断する

インターンシップの場合は、シリーズA以降の企業をおすすめします。より体系的で、多くよりの指導を受けることができるからです。しかし、特定の創業者から学びたい場合や、自ら積極的に学ぶことができ、常に変化する環境に生き生きするならば、シードステージの会社が良い選択肢になるかもしれません。

創業者に質問する

可能であれば、創業者に連絡を取り、次のような質問をしてみてください。その回答は、あなたが何を学ぶべきなのかという洞察を与えてくれるはずです。

Q. インターンシップでは、どんなことに取り組むのですか?

学びを最大化するために、あなたが取り組むプロジェクトとあなたが開発するスキルについて把握しておきましょう。これには、技術スタックへの貢献、指標向上の支援、顧客との密接な連携などが含まれるかもしれません。インターン終了時にプロジェクトが完了すれば、履歴書に具体的な内容を記すことができます。

Q. ビジネスがどのように行われているかを見ることができますか? 顧客とどのくらい接することができますか?

スタートアップで働く利点の1つは、小さなチームの透明性とビジネスとの距離の近さです。大企業のエンジニアの多くは、自分の顧客が誰なのかを知ることが難しい場合があります。顧客と話すことで、ビジネスがどのように改善されているのか、あるいは改善されていないのかを知ることができ、自分でスタートアップを経営する際にも重要なスキルセットとなるでしょう。

Q. 一緒に働いている人たちから何を学ぶことができますか?

インターンシップであれ、フルタイムの仕事であれ、上司、同僚、そして創業者は、あなたの成長と学習を助けてくれる素晴らしいリソースです。分析が得意か、製品開発が得意か、MVP(Minimum Viable Product:ユーザーに必要最小限の価値を提供できるプロダクト)を作るのが得意か、顧客インタビューをするのが得意かなど、彼らの強みを注意深く研究しましょう。そして、あなたがどのようなスキルを身につける必要があるのかを理解するために、それを利用してください。

最後に、もしあなたがフルタイムの仕事を求めているのであれば、ランウェイ(資金が尽きるまでの時間)とバーンレート(会社から出ていくお金)について尋ねることをお勧めします。これは、そのスタートアップが良い資金調達状況にあるかどうかを示し、創業者がどれだけ透明性があるかを示すものです。