話題に事欠かない──そう表現するのにぴったりの人物かもしれない。プロサッカー選手の本田圭佑氏が先日、新たなファンド「XPV Circle Fund」の立ち上げを発表した。
XPV Circle Fundは、本田氏らが「ファウンダー」と定義するセレブリティやユニコーン企業の創業経験者など海外の著名人が自身の投資ファンドを立ち上げる際のLP出資に特化したファンドだ。ファンド規模は100億円以上を想定する。
現段階では米国の俳優・コメディアンとして有名なケヴィン・ハート氏を最初のパートナーとし、彼がGP(General Partner:無限責任のパートナー)を務めるファンド「Hartbeat Ventures」を共同で立ち上げている。他にも数人とファンド組成の話が進んでいるという。
これまで自身が投資家としてファンドを立ち上げてきた本田氏が、なぜLP出資に特化したファンドを立ち上げたのか。また投資対象を海外著名人にする狙いとは。本田氏の口から語られたのは、「海外著名人の新しい資産形成・管理のかたち」だった。