Photo by Theo Wargo/WireImage
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紆余曲折ありながらもTwitterの買収を完了し、同社のCEOに就任したイーロン・マスク氏。同氏によるツイートを起点に、Twitter上では認証バッジの有料化など、同SNSの今後にまつわる、さまざまなトピックが議論されている。

まるでかつての米大統領、ドナルド・トランプ氏のように、今後の方針を歯に衣着せずに連投するマスク氏。そしてTwitter社内での混乱を追い続けるメディア。この構図により、海外のビジネス系ニュースサイトではTwitter関連の情報が連日飛び交っている。

マスク氏によるTwitterの買収完了後、どのような報道がなされてきたのか。本記事では買収が完了した米国時間10月27日以降に話題となったトピックを、まとめてお伝えする。

マスク氏がCEOに就任、取締役は全員解任

マスク氏が10月27日付けでTwitterのCEOに就任したことが、10月31日に米証券取引委員会に提出された書類から判明。そして同書類からは、マスク氏を唯一の取締役とし、前CEOのパラグ・アグラワル氏やCFOのネッド・シーガル氏など、9人の取締役全員を解任したことも分かった。この解任について、マスク氏は「あくまで一時的なものだ」とツイートしている。


認証バッジは月8ドルに

10月31日、マスク氏がTwitterのサブスクリプション機能「Twitter Blue」を月4.99ドル(約738円)から月19.99ドル(約2957円)に値上げし、認証バッジの付与をその特典とする方針であると、米テックメディアのThe Vergeなどが報じた。また同氏が同社エンジニアに「11月7日までに(認証バッジの有料化が)完成しなければ解雇だ」と言い渡したとする報道もなされた。