75日のプログラムを通して、キャリアの課題を解決

POSIWILL CAREERは、短期集中型のキャリアトレーニングサービス。“キャリア版ライザップ”と言ったら、分かりやすいだろう。

プログラムは主要プランの「キャリア実現プラン」で75日間。その間に10回のオンライン面談やチャットサポートを行い、自分の良さが分からない、自分のキャリア形成の仕方が分からないなどのキャリア課題を解決し、利用者が目指すキャリア目標のゴールに向けて伴走するというものだ。

「昔は良い大学に入って、良い会社に入社し、敷かれたレールに乗っていれば良かったのですが、今は終身雇用制度も崩壊し、その常識が通用しなくなっています。親は未だに良い大学に入って、良い会社に入りなさいと言う一方で、周りの友だちは独立していたり、スタートアップに行ったりしている。そのギャップに苦しみ、自分はどんな未来を目指し、キャリアを形成していけばいいのか分からない人が、主に利用しています」(金井氏)

POSIWILL CAREERはまず、自己分析からスタート。最初の1カ月はやりたいことが分からない、自分の良さが分からない、自分のキャリア形成の仕方が分からない人に対して、プロのキャリアアドバイザーが自分の強みは何か、どう生きてきたのかを一緒に考える。

2カ月目以降は、利用者の考えをもとに現職に残るのか、転職するのかを決める。金井氏は「現職に残る場合は何を頑張るのかを考え、転職する場合は利用者の資質にあった企業などを明確にしていきます」と語る。

 

料金プランは3つあり、キャリア設計プランが20万円、キャリア実現プランが45万円、キャリア実現プラスが60万円となっている。

“相談する”だけでは人は変われない

ポジウィルは2017年8月の創業。金井氏は保育系の短期大学を卒業後、法政大学キャリアデザイン学部に編入し、キャリアカウンセリングを習び、国家資格であるキャリアコンサルタントを取得。その後、リクルートキャリアに新卒入社し人材紹介部門の法人営業として勤務した経験を持つ人物だ。

「過去に培った知識を生かした事業を展開しよう」と考えた結果、まず行き着いたのが匿名オンラインキャリア相談サービス「そうだんドットミー」だった。

「最初はキャリアカウンセリングのサービスを考えていたのですが、日本人はカウンセリングが嫌いなのか、全然反応が良くなかったんです。その後、Twitterにキャリアのコーチングサービスと呟いたのですが、これも反応が良くなく、キャリアの相談サービスと呟いてみたら、一番反応が良かったので、“相談”を打ち出したサービスにしました」(金井氏)