しかし、かわるビジネスリュックは「動く仕切り」によって、リュックを2つの部屋に切り分けることで、リュックの中身を取り出しやすくしている。例えば、移動中などでも頻繁に取り出すものはリュック上部にある「コアポケット」を活用し、しっかり持ち運ぶものに関しては大容量の部屋に入れておけばいい。

かわるビジネスリュック独自の構造
かわるビジネスリュック独自の構造 画像提供:スーパーコンシューマー

また、急に大きい荷物をもらったり、長い荷物を入れたくなったりした時は「動く仕切り」を倒せばよい。コアポケットが畳まれ、一般的なリュックのように1部屋に変わるため、大きな荷物なども収納可能になる。

こうした機能性の高さが注目を集めた、かわるビジネスリュックだったが、一方で「普段使いしようと思うとサイズが大きい」という声もあった。そうした声を受け、新たに開発されたのが、今回発表された「かわるビジネスリュックmini」だ。

かわるビジネスリュックminiの基本コンセプトは、かわるビジネスリュックと一緒だが、マイナーアップデートを加えている。

コアポケットにはL字ファスナーを採用しており、小物などは少し開けて横から入れることができる。電車内などで飲み物を飲みたいときなどに、わざわざリュックをガバッと開けて上から取り出す必要がない。

また、肩紐と収納ポケットの接する箇所には、マグネットを使用。リュックから横持ちのカバンスタイルに切り替えるときは肩紐がしっかり収納され、横持ちのカバンスタイルからリュックに切り替えるときは、肩紐を引っ張るだけでいい。

かわるビジネスリュックminiはビジネスパーソンの普段使いに対応すべく、“サイズは小型化した”が収納力の高さは変わっていない。MacBook Pro 16インチも収納できる「PC用傷防止起毛ポケット」があるほか、背中側のファスナーを開けばA4書類も収納できるなど、ビジネスパソーンの必需品はほぼ収納できる。

手持ちのMac Book12インチはすっぽり収まった
手持ちのMac Book12インチはすっぽり収まった

「一般の人の普段使いに対応したい」という思いから開発に至った、今回のかわるビジネスリュックmini。開発の工数が増えたため、値段は2万2800円(税込)と、かわるビジネスリュックよりも高くなっているが、リュックとビジネスバッグの“いいとこ取り”をしていることを考えると、お買い得かもしれない。

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