「プログラミングが好きなのは、好きなものを作れることがワクワクするからです。作った作品をみんなに遊んでもらって、コメントとかをしてもらったり。『好き』とか『お気に入り』(といった評価)をつけてもらったりすると嬉しいです」
こう語るのは愛知県に在住の川口明莉さん。10歳の小学校4年生だ。
明莉さんは2020年の12月、サイバーエージェントの関連会社でプログラミング教室を展開するCA Tech Kidsが開催する小学生プログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2020」で見事に優勝を果たした。
Tech Kids Grand Prix 2020には2189件の応募があり、東京都・渋谷区で開催された決勝大会では10人のファイナリストたちが各々の作品を発表。川口さんはAIを活用したSDGs(持続可能な開発目標)学習用アプリ「マークみっけ! for SDGs」を発表し、会場を沸かせた。審査員は「機械学習を使った作品が出てくるとは想像もしていなかった」などと述べていた。