自分の好みに合ったコーヒーが毎月自宅に届くサブスクリプションサービス「PostCoffee(ポストコーヒー)」。同サービスを運営するPOST COFFEEが複数の投資家から新たに資金を調達し、事業のさらなる拡大を計画している。
同社は2021年6月、既存株主の三井住友海上キャピタルとサムライインキュベートに加え、コーヒー器具メーカーのハリオ商事を引受先とした第三者割当増資により1億5000万円を調達した。
PostCoffeeはオンライン上で実施する無料の“コーヒー診断”を軸に、各ユーザーにパーソナライズされた専用のコーヒーボックスが届くサービスだ。
扱う商品は全てスペシャルティコーヒーで、ラインアップは常時30種類以上。ボックスの中には診断結果を基に選ばれた3種類のコーヒー豆のほか、フィルターやドリッパーなど自宅でコーヒーを楽しむために必要なアイテムも同梱される。
月1回、9杯分(3種類×3杯分ずつ、合計約135g) の料金が1598円から。コーヒー豆の量やミルク、砂糖などのオプションによっても料金は異なる。またサブスク会員であれば各コーヒー豆を単品で購入することも可能だ。