10月に社名を変更して「Meta(メタ)」となり、主力事業だったSNSの「Facebook」を数ある事業の1つと位置付けたFacebookは、今後は仮想空間の世界「メタバース」に注力すると発表した。メタバースは「3次元のインターネット」や「SNSの未来形」とも言われる、仮想空間とそれに関連するサービス群のことだ。

Metaはメタバースに年間で100億ドル(約1兆1400万円)もの資金を投資していくとしている。今後もSNS利用時間の低下傾向が続くかは定かではないが、Metaが事業の主軸をメタバースへと移すと決断した理由のひとつであることは確かだろう。