お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失ったついには預金通帳の残高がほぼ0円に……それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ!」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【71歳ひとり暮らし】手づくり「しょうゆ麹」「コンソメ麹」…60歳からカラダにやさしい発酵食品生活写真:川瀬典子

「麹菌」を使った手づくり調味料を
常備しています

私が常時つくり置きしているのは、しょうゆと米麹でつくる「しょうゆ麹」と、野菜と米麹でつくる「コンソメ麹」の2種類です。

しょうゆ麹の容器には、雑菌が入らないように熱湯をかけてから乾燥させておいたガラス瓶を使っています。

つくり方はとても簡単で、ガラス瓶半分くらいまで粒状の乾燥米麹を入れ、そこにしょうゆをひたひたになるくらいまで注ぎます。これを冷蔵庫で2~3日寝かせればできあがりです。

【71歳ひとり暮らし】手づくり「しょうゆ麹」「コンソメ麹」…60歳からカラダにやさしい発酵食品生活

豆腐にかけるのがオススメ

野菜のおひたしや煮物の味つけなど、何にでも使うことができますが、私のイチ押しの食べ方は豆腐にかけることです。

しょうゆよりも味がまろやかになって、数段おいしくなること間違いなし! ぜひ試してみてください。

コンソメ麹のつくり方

一方、コンソメ麹は、タマネギやニンジン、セロリなどの野菜と塩、それに米麹でつくります。

フードプロセッサーヨーグルトメーカーがあると簡単につくれます。

【71歳ひとり暮らし】手づくり「しょうゆ麹」「コンソメ麹」…60歳からカラダにやさしい発酵食品生活
【71歳ひとり暮らし】手づくり「しょうゆ麹」「コンソメ麹」…60歳からカラダにやさしい発酵食品生活

コンソメ麹はうまみが豊富

できあがったコンソメ麹は、冷蔵庫で保存します。

市販のコンソメキューブと同じようなうまみがありつつ、市販品に感じるような人工的なにおいや味がしなくて、とても気に入っています。

スープに使う場合は、水0.5ℓに対してコンソメ麹大さじ1杯の割合で入れています。すでにコンソメ麹に塩分が含まれているので、追加で塩を入れなくてもいいです。

※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。